- ①肥満の原因は糖質にあった
- ②清涼飲料水、百害あって一利なし
- ③同じ量なら小分けして食べる方が太らない
- ④脂質は肥満の原因にならないの?
①肥満の原因は糖質にあった
カロリーと肥満はあまり関係ないというお話。太る原因は糖質(炭水化物)にあります。
糖質をとると血糖値が上がりインスリンが出ます。インスリンは血中の糖を体内に吸収します。
この時、エネルギー源として余った糖はグリコーゲンという形で、空腹時の蓄えとして肝臓や筋肉に貯蔵されます。これだけなら問題ないのですが、さらに余った糖は中性脂肪となり体に蓄えられます。これが肥満の原因に繋がるのです。
②清涼飲料水、百害あって一利なし
清涼飲料水はたくさんの糖分が含まれています。また飲み物は消化の過程を飛ばし、すぐ吸収されるため血糖値が急上昇しやすく、体内の糖が余分になり中性脂肪になりやすいです。
また清涼飲料水(ポカリスエット)の飲みすぎで糖尿病になった少年もいます。
③同じ量なら小分けして食べる方が太らない
一日おにぎりを6個食べるとします。3個を2回に分けて食べるのと、2時間おきに1個食べるのでは、後者の方が太りません。むしろ痩せる可能性があります。理由は、血糖値の上昇幅が少ないからです。これは極端な例ですが事実です。このことから肥満には血糖値が関係していると言えます。
食後の血糖値を抑える方法はこちら→食後血糖上昇を抑える方法3つ
④脂質は肥満の原因にならないの?
脂質も肥満の原因に繋がります。ただ、糖質よりは肥満になりにくいです。脂質は細胞膜の構成やホルモンの合成などに使われます。そして脂質は吸収率が悪く、余った脂質は便として排出されるため、体内に残りません。過剰摂取は残りますが、、、詳細はこちらへ→脂質の新常識3つ
ただ、体に良くない脂質は血中脂質などを上昇させるので注意が必要です。
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