こんにちは。私は心理学に興味があり、心理学系統の本をたくさん読みました。
影響力の武器やNLP心理学など・・・
その中で学んだ知識を皆さんと共有したいと思いこの記事を書きました。
キャバ嬢と一般男性を例にして書きます。
目次
- イエスセット
- ドア・インザ・フェイス
- ダブルバインド
イエスセット
イエスセット・・・相手が確実に「イエス」と答える質問を数回行い、その後自分の願い事を言い、相手に「イエス」と言わせる方法。
キャバ嬢は接客している男性にシャンパンを入れ欲しいとします。
キャバ嬢:今日は来てくれてありがとう~
男性:うん
キャバ嬢:今日もお仕事だったの?
男性:うん、仕事だったよ
キャバ嬢:そっかぁ。いつも大変だね。今日はせっかくだから楽しもうね♪
男性:うん、楽しも
キャバ嬢:お酒は飲める?
男性:うん、飲めるよ
キャバ嬢:今日良いシャンパンが入ってるの。一緒に飲も?
男性:うん、いいよ
はい、シャンパンはりました~ww
いきなり「シャンパン飲もう」というより、相手からの沢山の「イエス」を引き出してから「シャンパン飲もう」という方が承諾率が大幅に上がります。
これは、「うん」をたくさんいうと、反論しにくくなる という心理を利用したものです。
ドア・インザ・フェイス
ドア・インザ・フェイス・・・相手に断られる前提で大きな要求をし、その後の小さな要求を通しやすくする方法(小さな要求が本音)
キャバ嬢は接客している男性に30万のシャンパンを入れ欲しいとします。
キャバ嬢:お酒は飲める?
男性:うん、飲めるよ
キャバ嬢:今日良いシャンパンが沢山入ってるの。一緒に飲も?
男性:うん、いいよ
キャバ嬢:私100万のシャンパンが飲みたいな♪
男性:そんな100万も払えないよ~
キャバ嬢:え~~残念
男性:ごめんやん
キャバ嬢:じゃあ30万のシャンパンは?
男性:30万なら・・・
はい、シャンパンはりました~ww
これは譲歩という心理を利用したものです。
人は頼みごとを、断りにくいという性質を持っています。断ると罪悪感を感じるからです。
つまり、1回目の頼みごとを断った男性は罪悪感を感じます。
よってその罪悪感から「30万ならいいよ・・・」と返事してしまうのです。
1発目の要求(断られる前提)は常識の範囲内にするといいです。
ダブルバインド
ダブルバインド・・・相手に二者択一の質問をし、どちらを選択しても自分に利益が出るように仕向ける方法
シャンパンのんでいい?だと イエスorノー となりますが
AのシャンパンとBのシャンパンどっちがいい?と質問されると
強いて言うならA・・・となりますよね。
キャバ嬢は接客している男性にシャンパンを入れ欲しいとします。
キャバ嬢:今日は来てくれてありがとう~
男性:うん
キャバ嬢:今日もお仕事だったの?
男性:うん、仕事だったよ
キャバ嬢:そっかぁ。いつも大変だね。今日はせっかくだから楽しもうね♪
男性:うん、楽しも
キャバ嬢:お酒は飲める?
男性:うん、飲めるよ
キャバ嬢:じゃあさ、Aのシャンパン(10万)とBのシャンパン(15万)どっちがいい?
男性:じゃあAのシャンパンで
はい、シャンパンはりました~ww
男性はキャバ嬢との「会話でお酒は飲める」と言いました。
このタイミング(相手が承認)でダブルバインドを用いると
承諾率が大幅に上昇します。
もし断られれば、上記のドア・インザ・フェイスを用いると次の要求は通りやすくなります。
最後に
いかがだったでしょうか。お気づきかもしれませんが、全ての会話に
イエスセットが入っています。相手からイエスを引き出す心理学的手法は
沢山あります。
上手く組み合わせることによって最強の武器になります。
また、これらの心理学を学んでおくと
自分の身を守ることにもなります。
最後まで見てくださりありがとうございました。
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