低糖質ダイエットの1日の糖質摂取量は？
糖質50gや120gなど色々聞くけど1日何gがいいの？
それぞれのメリット・デメリットが知りたい・・・
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事を書く私は、元ライザップトレーナーで担当したクライアントは80名以上。
低糖質ダイエットを専門にしており半年で－28キロなど多くの方の減量をサポート。
当ブログはライザップで得たノウハウを発信しています。
今回の記事を読むとこんな事が分かります。
・自分に適した1日の糖質摂取量が分かる。
・糖質摂取量ごとの体重の進捗、目安が分かる。
(糖質量が少ないほど痩せます。)
・糖質50g、120gのメリット・デメリットを知る事が出来る
いきなりですが、お忙しい方のために結論です↓↓
☆自分に適した1日の糖質摂取量は？
下の3つの要素に当てはまる方は糖質50ｇがおススメ！
・速く体重を落としたい方。
・糖尿病などの疾患が無い方
・BMIが30未満の方
(BMI＝体重kg÷身長ｍ÷身長ｍ)
上記3つに当てはまらない方は120gがオススメ！
☆糖質摂取量ごとの体重の進捗は？
糖質50ｇ→1カ月で－3～－4キロ
糖質120g→1カ月で－2～－3キロ
たった1～2キロの差に見えますが
3ヶ月継続すると3～6キロの差になります。
☆糖質50gのメリット、デメリット
| 食べれる食材 | 体重進捗 | 誰でも出来るか？ | 意志の強さ | |
| 糖質50g | 少ない | 早い | 糖尿病の方はNG | 必要 |
| 糖質120ｇ | 多い | ゆっくり | 誰でも出来る | ある程度必要 |
糖質50gは進捗が早い分、少しだけ難易度が上がります。
「どういった事が難しいのか？」は後ほど記載していきます。
結論を書き終えたところで、それぞれの要素を深堀していきましょう！！
1日の糖質摂取量は？糖質は少ない方が早く痩せる⁉
１日の糖質摂取量は50gか120gのどちらかがおススメです！
50gか120gと記載してますが、30gや70gとかでもOKです。
120g以下に抑えて頂けると何gでもOKです！
ただし、低糖質中は糖質を抑えた分脂質を摂取しましょう。
糖質の摂取量は少なければ少ない程早く痩せます！！
糖質が少ない方が早く痩せる理由について
「糖質は少ない方が痩せる理由」に入る前に「低糖質ダイエットの痩せるメカニズム」をご案内します。
先に「低糖質ダイエットの痩せるメカニズム」をご案内した方が分かりやすいと思いますので
私たちは摂取した糖質を体に蓄える事が出来ます。
体に蓄えることにより、いざという時(空腹時)に体に蓄えた糖を分解してエネルギーを生成し、生命活動を営んでいます
生命活動を維持するために摂取した糖質は体に蓄える様になってるんです。。
もし体内の糖質が無くなると、次は体脂肪を分解してエネルギーを産生します。
つまり、低糖質ダイエットは
①糖質制限で体内の糖質を枯渇状態にする。
②体内の糖質が無くなると、次は体脂肪を燃焼してエネルギーを産生する
「体内の糖質を使い切って、やっと体脂肪が燃焼される。」というメカニズムに
なっております！
低糖質は
「体内の糖質を使い切ってから体脂肪を燃焼する」というメカニズムになってますので、
糖質の摂取量が少ない50gの方が早く痩せます！！
※糖質120gも痩せます。50gよりは緩やかですが。。。
ちなみにですが、糖質50gも120gも1日の摂取カロリーは同じです！！
低糖質は糖質を抑えた分、脂質を多く摂取するダイエット法ですので。。。
※糖質50gの方が早く痩せるのは、「カロリーが少ないから」ではなく糖質の摂取量が少ないからです！！
低糖質ダイエットのメカニズムがもっと詳しく知りたい方はこちらへ↓↓
全てのダイエットに共通！ダイエットを成功させる生活習慣を知りたい方はこちらへ
自分に適した糖質の摂取量は？
糖質50gの方が早く痩せる理由は分かったけど、
50gか120gどちらにするか迷う。。。
という方の疑問をお答えしていきます。
結論でも述べたように
・速く体重を落としたい方。
・糖尿病などの疾患が無い方
・BMIが30未満の方
(BMI＝体重kg÷身長ｍ÷身長ｍ)
は糖質50gをオススメします！
早く体重を落としたい方は糖質50g！！
・糖尿病の方
・BMI30以上の方
(BMI＝体重kg÷身長ｍ÷身長ｍ)
は健康を害する恐れがあるため糖質50gNGです。
上記にも記載したように、糖質の量は少ない程早く体重落ちます。特に低糖質始めたての時は、最初の1週間で2～3キロ落ちる可能性があります！！！
糖質50gは
・早く体重が落ちるためモチベーションを維持しやすい。
・最短で結果が出る
というメリットがある反面、
・糖質を抑えるため献立に気を遣う
というデメリットがあります。
ザックリですが、糖質120gで食べれて
50gでは食べれない食材です。
糖尿病などの疾患が無い方は糖質50g
糖尿病などの疾患がある方は、健康を害する恐れがあるため
糖質120gコースを！
特別な疾患が無くBMI30未満の方は糖質50g未満がおススメ！
※糖質50gを推しているのは早く結果が出るからです。
糖質50gNGな疾患一覧です。
・糖尿病
・活動性膵炎・肝硬変の方
・血中クレアチニン値が高く、腎障害がある方
・現在治療中の疾患があり、薬を飲んでいる方
は糖質50gNGです。
また、低糖質を行う場合は主治医に相談してから取り組むようにしましょう。
少し脱線しますが、低糖質による体重減少を通して
・糖尿病
・脂質異常症
(中性脂肪、コレステロール値など)
・高血圧
など多くの人の疾患を改善してきました。
ただ、疾患を抱えている人が独学でするのは危険だと思いますので
お医者さんに相談してからプロのトレーナーに見てもらうようにしましょう。
(疑問に思う点はお問い合わせから、質問を頂けると回答させて頂きます)
BMI30未満の方は糖質50g
BMI30以上の方は、糖質120gを実施しましょう！
健康を維持するため
BMI30を切るまでは糖質120g、BMI30以下になると糖質50gに変更。
BMIの進捗によって糖質量を調整するのが良いと思います！
BMI30以上の方が糖質50gで一気に体重を落とすと、「ケトフルー」という状態になる可能性があります。ケトフルーは体調不良や吐き気などを指します。
ケトフルーが気になる方は下記のサイトの
「高脂質のデメリット、ケトフルー状態とは？」という項目をご覧頂けたらなと。
糖質摂取量ごとの体重進捗は
糖質50ｇ→1カ月で－3～－4キロ
糖質120g→1カ月で－2～－3キロ
糖質50gと120gはたった1～2キロの差ですが
3ヶ月継続すると3～6キロの差になります。
糖質50g、120gそれぞれのメリット、デメリットを比較しながら
ご自身に合った糖質量でダイエットしていきましょう！
何度も言いますがおススメは糖質50g！
何度も同じリンクをごめんなさい！！
この記事だけを読んで低糖質を始めるのは危険ですので
低糖質をされる場合はこちらも読んでください！
糖質制限ダイエットはなぜ痩せる？痩せる理由と低糖質中に脂質を摂取すべき理由を解説
【図解】ダイエットは食事・運動・睡眠が重要！健康的に痩せる方法を解説
6か月で－28キロ減！低糖質ダイエットを加速させる6つの習慣を徹底解説
糖質50g、120gのメリット・デメリット まとめ
| 食べれる食材 | 外食 | 体重進捗 | 誰でも出来るか？ | 意志の強さ | ケトフルー | |
| 糖質50g | 少ない | しにくい | 速い | 糖尿などの疾患やBMIによる | 必要 | なりやすい |
| 糖質120g | 多い | しやすい | ゆっくり | 出来る | ある程度必要 | なりにくい |
ケトフルーは低糖質特有の体調不良の事です。
・お水の摂取 毎日男性3ℓ 女性2ℓ
・毎日7時間以上の睡眠
を確保するとケトフルー状態は予防できます。
糖質50gと120gと具体的な数字を基に低糖質中の1日の糖質摂取量についてご案内しました。
毎日コンスタントに糖質50gで取り組んだ方が結果は早く出ると思いますが、
イベントがある日だけ糖質120g、他は50gなど
ご自身のライフスタイルに合わせて取り組んで頂けると幸いです。
ダイエット・ボディメイクは長期戦になりますので
極力ストレスのかからない方法で継続的に取り組んでいきましょう１
コメント